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小松市の動物病院・トリミング
すずき動物病院

トレーニングも終盤に入りました。

ワンちゃんが若い(4か月)ということと、なによりも飼い主さんが頑張ったため、今回のペアのトレーニングは順調です

今回は、『マテ』に挑戦です。

まて1.jpg

  まず『すわった状態でマテ』です。

この子は毎日ご飯の前にマテをする習慣が既についていますので

これはバッチリ。

隣に知らない患者さんがいても構わずに待てています。

まて2.jpg

次は『伏せた状態でマテです』

この場合によくある失敗は、フードを使った誘導で飼い主さんが地面スレスレに手をつける習慣があると、その手をあげたときにワンちゃんがつられて起き上がってしまうことです。

そのようなときは、写真のようにまず低い位置でマテをかけて、ゆっくりと手をあげる(飼い主さんが腰を伸ばす)とうまくいきます。

ワンちゃんが立ち上がる前にご褒美を忘れずに。

立ってから与えると立つことがご褒美の対象になってしまうので注意

『マテ』は普段の生活の中でさまざまな時に役立ちます。

たとえば、病院の待合室で飼い主さんの足元でじっと待てていられたら『かっこいい〜、お利口さん』と思われることでしょう。

今日開院以来最大のお客さんがトリミングに来院しました。

体重46kg 驚きの14歳アラスカンマラミュートです。

あまりにも体がでかくて、トリミング室の浴槽に入りません。

でも、ノープロブレム

実は病院の設計時に超大型のワンちゃんがトリミングや入院になったときのために

洗濯物の乾燥室の壁を耐水パネルにし、エアコンを入れておいてありました。

今回でこの部屋を使うのは2回目ですが、おかげで、作業は順調に進みました。

しかし、さすがに乾燥に時間がかかった・・・・・

suware.jpg

待合室を使っての3回目のトレーニングです。

前回まではソファーに乗ったり、飼い主さんの膝に飛びかかったりしてなかなか、デモのような連続した『スワレ姿勢』ができなかった飼い主さんでしたが、驚き!! 今回はバッチリでした。

赤、黄色、青のパイロンの横で座らせる宿題をみごとクリアしました。

フセ.jpg

すぐ立ってしまった『フセ』も御覧のとおり。

ほとんど失敗なしに誘導できるよぅになりました。

ぬいぐるみ.jpg

4か月の子犬ということもあってすぐに集中力が切れてしまいます。

これまでは、チーズ、ビスケットなどを使って誘導してきましたが、

今回は大好きな『ぬいぐるみ』をご褒美として使用しました。

ぬいぐるみでもワンちゃんがお気に入りのものであれば非常に良いご褒美になります。

ただ、与えたら回収しずらいというデメリットもあります。

そのようなときは、食べられるご褒美と交換しましょう。

来院3回目にしてこの子はとても病院に慣れました。

院内で飼育している動物とも仲良くなり社会性も随分と養われました。

この教室では写真のような服従訓練をとおして飼い主さんとワンちゃんの正しい絆づくりをするとともに、社会性の育成も重要なこととしています。

DSC04599 瓜実虫卵 乾燥.jpg

写真1 

『猫が寝て居た後に必ず落ちているこのパラパラのものは何でしょうか?』というのが初診時の問い合わせでした。

DSC04598瓜実体節.jpg

写真2 

その後、『ネコの糞に動く白いものがいるので・・・・』と猫の新鮮便をお持ちになられました。

さすがに、これは『瓜実条虫の体節』と一目で分かりました。

便の上部についているのは猫砂

中央やや左の米粒のような白い物体が体節です

DSC04595 瓜実放出.jpg

写真3

この写真は体節をつぶしたところで、小さく見えるのは虫卵です。

DSC04597 瓜実虫卵.jpg

写真4

これは虫卵の拡大です

写真2の正体は体節が乾燥した状態のものでした。

ためしに便から得た体節をしばらく乾かすと全く同じ状態の物体になりました。

このことを飼い主さんに伝えると『・・・人にはうつるんでしょうか・・・・?』と一番気になるご質問。

でも、ご安心を! 瓜実条虫はノミ(中間宿主)の体の中で哺乳類(終宿主)に感染できる形に変化します。よって、ノミの捕食をもってヒトを含む哺乳類に感染しますのでヒトが誤ってノミを食べない限りうつりません。

今年は気候のせいか、よくノミの被害にあった動物が来院します。

ノミの寄生は今回のように瓜実条虫の寄生にもつながりますので、どうか駆虫をお願いします。

また、ノミ寄生が認められた動物には合わせて条虫の駆虫をおすすめします。

アイコンタクト2.jpg

前回は病院の待合室の床に降りる練習をしました。

今回は、床でいくつかのトレーニングを行います。

その1 アイコンタクト

家で練習をしてこられたのでしょう、とても上手にできています。

トレーニングを積み、良い関係が犬との間で築くことができたら、飼い主さんの目をなまなざしで見てくれるようになります。

その2

『おいで、おいで』という掛け声で後ろ向きに歩きながら犬を誘導する

歩行練習2.jpg

 これは、簡単そうで意外と難しい。

よくある失敗に

1犬が飼い主を追い抜く

2犬が動かなくなる

3床の臭いばかり嗅いで動かない などがあります。

今回も・・・・・・・・・・。

しかし、解決方法はバッチリ。

1のときは誘導するときのフードをもった手の位置が高い、飼い主さんの歩くスピードが遅い などの原因がありますので直せばOK

2のときは犬が座ったら飼い主がしゃがむと犬は歩き出します。歩きだしたらすぐに飼い主も歩き出すのがコツ。

3のときはさらに魅力的なおやつや『キューキュー音がなるおもちゃ』が効果的です。

 次回もがんばりましょう

『最近やたらとフケが増えて、かゆがってるんですゥ〜』と飼い主さん。

見ると白い浮いたようなフケがたくさん犬の毛の間に見えます。

おそらくは・・・・・と思い、顕微鏡をのぞくと、予想どうり何かの寄生虫の卵がたくさん。

残念ながら虫体 は見つかりませんでしたが、『ツメダニ』でした。

ツメダニは名前から爪に寄生?と思われがちなようですが、そうではありません。

皮膚表面におり、フケ様のタマゴを産みます。直接触れることで感染しますが、落ちたフケから感染などという2次感染もおこります。人にも感染しますので注意が必要です。

薬で駆虫が可能です。

写真;見にくいですが中央の卵状のものが卵です

ツメダニ.jpg
ぷー親子.jpg

トイプードルの帝王切開を行いました。

出産予定の1週間前のレントゲン撮影で胎児が大きく、産道を安全に通過できそうでないということで、あらかじめ飼い主さんと予定していました。

お電話で『陣痛がきているかも・・・』ということだったので来院していただき、状況を確認後即手術。

バスケット.jpg

生まれた後は『ちゅーちゅー』と元気に初乳を飲んで、そのあとは『スースー』寝息をたてて眠っていました。

飼い主さんのお母さんは、この子たちのためにバスケットを手作りされていて、スタッフ一同感激

新しい命がさらに輝きを増したように感じました。

第一回目のトレーニングです。

これまでに何頭ものペアがこの講座に参加されましたが、どんな時も初日が一番重要です。

最も注意すべきことは、『はじめての場所に充分慣らし、怖がらないように心がける』ことです。

わんちゃんも飼い主さんも三者三様で、全く病院を怖がらない場合もあれば、ブルブルふるえて何も目に入らない場合もああります。

さて、今回はどうでしょうか。

今回の子は少しですが怖がりのようです。

飼い主さんのヒザから最初降りようとしませんでした。

下に降りる練習.jpg

しかし、ここで前回の宿題でお願いした『好きなもの』登場。

まず、おやつを食べるか確認して、よろこんで食べるようであればよく褒め、ソファーの上に置いたいつも使っている寝床に誘導します。

うまく下に降りたらまた、褒めてご褒美。これを数回繰り返すと、『な〜んだ大丈夫じゃん』とばかりに床の上を歩きだしました。

下に降りる練習2.jpg

何でもない様なことですが、このプロセスが『社会性の育成のカギ』と言っても言いすぎでないくらい重要です。

努力が実り、今回は、床を『おいでおいで』で誘導できるようになりました。

歩く練習.jpg

次回は、もっともっと病院に慣れて、『オスワリ』『フセ』の誘導にチャレンジ!

最近では、春に生まれた子猫が離乳して迷子⇒ウロウロしていたところを保護されるといったケースで来院する子が多くなってきました。

さて、この子の体には何かが寄生しているようです(写真)。

シラミ卵.jpg

正体は、『シラミ』です。

毛や皮膚につく寄生虫というと一般的には『ノミ』と『ダニ』を思い浮かべますが、ときどきシラミも見かけます。

写真のように卵を毛に産み付けるのが特徴で、先端部が切れているように見えるのは中のムシが外に出てしまった状態です。

シラミはノミやダニと異なり『宿主特異性』という性質をもち、ネコにはネコのみに、ヒトにはヒトのみに寄生し卵を産むというおもしろい性質があります。

シラミに寄生され、毛に卵を産まれたら卵を毛から取ることは不可能なので、今回も子猫は丸刈りになりました・・・・。

帝王切開.jpg

今朝は朝7時から新しい命の誕生とともに病院は始りました。

フレンチブルドッグの帝王切開を行ったのです。

1頭目は自然分娩で出産しましたが、2頭目が逆子でしかも他の子よりも数段大きかったために、骨盤腔を通れずにひっかかってしまっていたのです

対応が間に合い、無事4頭が生まれました。

初乳をグビグビ飲む姿に『生』を感じ、『今日もがんばろう』という気持ちになりました。

「最近脱毛が進んでいて、トリミングショップで受診をすすめられて・・・」とわんちゃんが来院。皮膚には赤くなる。発疹といったような炎症は見られないのに、毛が薄くなっていました。

全身検査で右の精巣が陰嚢にな、くペニスの横にとどまるいわゆる潜在精巣(写真)で、

セルトリ1.jpg

左の精巣の3倍の大きさでした。飼い主さんによると最近急に大きくなったとのこと。

精巣にも悪性腫瘍があることから早急に手術になりました。

実際に精巣を確認するとやはり異常に大きくなっていました。(写真)

セルトリ2.jpg

術後の病理検査で『悪性セルトリ細胞腫』と分かり、飼い主さんともども胸をなでおろしました。

皮膚炎を伴わない急な脱毛もこの腫瘍の特性のひとつです。

転移する可能性の低い腫瘍ですが、今後の継続的な検診が必要です。

セルトリ細胞腫をはじめとする精巣の腫瘍は、潜在精巣の場合の発生率が正常な位置に睾丸がある場合に比べやはり高いとのことです。

これは、潜在精巣の状態では陰嚢(たまぶくろ)に精巣が入っていない場合に比べ温度の影響を受けやすいためといわれています。陰嚢にはシワがあり伸びたり縮んだりして体表面を調整することで精巣の温度を一定に保てますが、皮下や体内に精巣がある潜在精巣ではそれができないというわけです。

あと、精巣自体がなければ腫瘍にもならないことから、やはり、去勢が発生予防の第一選択ともいえるでしょう。

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・第220B058号
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