第一回目のトレーニングです。
これまでに何頭ものペアがこの講座に参加されましたが、どんな時も初日が一番重要です。
最も注意すべきことは、『はじめての場所に充分慣らし、怖がらないように心がける』ことです。
わんちゃんも飼い主さんも三者三様で、全く病院を怖がらない場合もあれば、ブルブルふるえて何も目に入らない場合もああります。
さて、今回はどうでしょうか。
今回の子は少しですが怖がりのようです。
飼い主さんのヒザから最初降りようとしませんでした。
しかし、ここで前回の宿題でお願いした『好きなもの』登場。
まず、おやつを食べるか確認して、よろこんで食べるようであればよく褒め、ソファーの上に置いたいつも使っている寝床に誘導します。
うまく下に降りたらまた、褒めてご褒美。これを数回繰り返すと、『な〜んだ大丈夫じゃん』とばかりに床の上を歩きだしました。
何でもない様なことですが、このプロセスが『社会性の育成のカギ』と言っても言いすぎでないくらい重要です。
努力が実り、今回は、床を『おいでおいで』で誘導できるようになりました。
次回は、もっともっと病院に慣れて、『オスワリ』『フセ』の誘導にチャレンジ!