みなさん、おはようございます!
昨日は、なかなか皮膚病が治らないというトイプードルの診察をしました。
当院には、皮膚病の動物専用の薬浴ブースを設け、マイクロバブルをはじめとする、各種薬用シャンプーを配備し、この道一筋の薬浴専門のスタッフが、毎日薬浴に努めています
薬浴が必要と判断するのは獣医師ですが、ほとんどの場合、見ただけでは皮膚の状態は把握しきれません。そこで行うのが、スクラッチ検査やスタンプ検査です。
スタンプでは主に皮膚表面の微生物の有無や種類、ふけの種類などを、スクラッチではダニ類を診ます。
今回は、ニキビダニが多数見られました。
もちろんこのような場合は、殺ダニ効果のあるシャンプーで洗わないと効果は期待できません。
中央部にトウモロコシのように見えるのが「ニキビダニたち」