みなさん、おはようございます
昨日は、貧血のワンちゃんに輸血を行いました。
輸血のことをお話すると必ず、「犬にも血液型があるのですか?」と聞かれます。
答えは、「もちろん、あります。」
事前に供血犬(血を提供する側)の血液型と受給犬(血を受ける側)の血液型を調べます。
簡単には2タイプ(DEA1:1 陽性とDEA1:1 陰性)に分けられ、陽性血は陽性血のみ、陰性血は陽性、陰性の両方に輸血が可能です。
ほとんどの犬が陽性なので、陽性どうしの輸血は簡単なのですが、陰性犬への輸血が大変。陰性血の犬はなかなかいないからです。
また、人のように「血液バンク」はありませんので、輸血に協力してくださる方を事前に募っておき、必要時にお願いしています。
当院のマックスもときどき協力してもらっています。
