おはようございます
久しぶりの雨模様・・・。しかし、最近は好天続きだったのでちょうど良いお湿りかも!
さて、昨日はポメラニアンの帝王切開を行いました。
犬のお産は安全と思われがちですが、実は間違い!
時として普通分娩ができずに緊急帝王切開となるケースも少なくありません。
また、帝王切開時には必然的に通常の手術以上のスタッフ数が必要です。
手術をして赤ちゃんを取り上げるのは私ですが、その他にも麻酔管理者と助手、そして、取り上げた赤ちゃんを蘇生するスタッフが必要です。胎膜を丁寧にはずし、胎盤をはずし、臍帯を切って、羊水をはかして呼吸を始めさせます。このとき「キュー、キュー」と元気に泣き出すまでは安心できません!。なかなか泣かない場合は一生懸命マッサージします。原則として1頭につき1人が担当します。ですから多頭になればなるほど人数が必要となるわけです。今回も無事生まれ、元気よくおっぱいを吸いだしました↓
