高齢のワンちゃんの肛門周囲腺腫と去勢手術のための事前検査を行ったところ、偶然にも膀胱結石を発見。
処方食を食して入るのですが、稀にみるケースです。
飼い主さんにお話しして、一緒に結石の除去を行いました。
レントゲンを見た限りでは粒状だったのでカンシを使っての除去ではなく、吸引管での吸引除去になると予想しました。
このようばケースでは内視鏡手術がバッチリ適合します。
わずか1.5cm程の腹部切開で膀胱をピンポイントで把持し、カメラを膀胱の中に挿入し、クリアな画面上で結石を一つ残らず吸引できました。
さらに、日帰りが可能なのも飼い主さんと何よりもワンちゃんにはうれしいことでしょう
術前

術後
