通称ニキビダニ。
教科書的にはかゆみを伴わない皮膚炎+脱毛の代表選手ですが、皮膚炎の度合いによっては痒みが認められます。皮膚病診断の辛いところは内臓病のように血液検査のような機械で異常を数値化できないところです。つまり症状としては同じ脱毛や痒みであっても、その原因には細菌、カビ、寄生虫などの微生物、またはアレルギーなど免疫系の異常、甲状腺や副腎といったホルモンの異常、腫瘍など様々です。問題なのはそれぞれが個々にあるのではなく、細菌とカビ、アレルギーと細菌感染・・・・と混同している場合が多いということ。
しかも、治療に使う薬がそれぞれ違うので、タイミングよく使用しないと、かえって症状を悪くする場合もあるので困ります。
このニキビダニ↓はとくに要注意!投薬を間違えるとあっという間に脱毛が広がります。