日曜日の午前中、地域では運動会が行われ、天気も上々、こんな日はあまり患者さんも来られないかなと思っていた矢先に珍事発生!。
窓口での患者さんと看護師とのやり取りで「またもや誤食か?」と診察室からのぞくとビックリ仰天。
犬用のおもちゃで遊んでいたが、勢いよく噛みすぎて下あごがスッポリとフードが出てくる穴ぼこにはまって、押しても引いても動かない状態。
「こんなことがあるんですね〜」と言うと、「お願いだから早く取って〜」と飼い主さん。
前から見るとサーカスのピエロのようで、なんだかとてもコミカル おっと、いけないいけない、早く取ってあげないとかわいそう。
しかし、どうにもこうにもとれません
そこで、取り出したるは大工道具。まず電動ドリルの先にダイヤモンドチップをとりつけプラスチック部分を少しづつ削ります。口のすぐ脇を削るのが最も大変。手元が狂うと毛を巻き込んでしまいます。しかし、見ているとついおかしくて手がプルプル・・・・。必死になって削り、その後はニッパとラジオペンチでぺりぺりとプラスチックを割ると、やっと取り外すことができました。
やっといつものカワイイ顔をみることができました。
ワンちゃん、お疲れ様。慌てておもちゃを噛んではいけませんよ〜