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小松市の動物病院・トリミング
すずき動物病院

2月になり「フィラリアの注射キャンペーン」に合わせて健康診断を受診される方がたくさんいらっしゃいます。

普段は無症状であっても思わぬ病気が見つかることもシバシバ。。。

最近行った検査では大型の膀胱結石が、しかもメスのワンコから見つかっています。

通常、メスでは尿道がオスよりも太いので結石が作られても流れてしまうのですが。。。

放置は慢性膀胱炎の原因となり、悪化すると傷口から感染し、腎炎ということにもなりかねないので、即日手術しました。膀胱結石の除去は当院では内視鏡カメラを使って行いますので、通常は日帰りです

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2015-11-28

耳血腫は耳たぶがボンボンに腫れる疾患でたれ耳のワンちゃんに多いです。

数年前までは確実に治す方法がなく難儀したのですが、近年、腫れている耳にインターフェロンを注入すると治る場合があることが分かっています。しかし、例外もあり、1度のインターフェロン投与では効果がないこともあるため、そのような場合、当院ではオトスコープという耳道洗浄用の内視鏡を使って耳道内を徹底洗浄してからインターフェロン&レーザーを使います。

というわけで今回も耳道洗浄を行いました。やはり相当量の耳垢と抜け毛が蓄積していました

ですが、オトスコープを使えばすっかりきれいになります。

これでインターフェロンの効果も最大限に引き出せるでしょう

↓腫れた耳 その厚さは3cmほど

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↓耳垢と抜け毛のコラボ 

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↓洗浄後の耳道と鼓膜

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おはようございます。

いよいよ冬将軍到来か? 雷が激しく鳴り響いています。

さて、今日の朝刊に18年間体内に手術時に使用したガーゼが置き去りにされていたという記事がありました。

漫画では見たことがありましたが、まさか本当にあるなんて!というのが本心です。

そのようなことがあっては決していけない! 私も毎日のように手術を行いますので身が引き締まる思いで記事を読みました。

そういえば先日、なかなか背中の皮膚炎が治らないワンちゃんがいて困っていました。

1度目の手術できれいに皮膚炎を取り除いて整復したにもかかわらず、しばらくするとジクジクと皮膚炎が再発します。

2度目の手術の時にもしや?!と思い、皮膚の整復前に腹腔鏡でお腹の中を見たらビックリ!

なんとちょうど皮膚炎を起こしている部分の真下に大きな腫瘍が見つかりました。

腎臓と膀胱をつなぐ尿管も巻き込まれており、取り除くには難儀しましたが、何とか成功。

腫瘍にメスを入れて見ると、ありました! おそらく過去に行った避妊手術の時に使用したと思われる非吸収性の糸が。

この糸が数年のうちに組織と反応して腫瘍を作り、腫瘍が腹壁に癒着、炎症を起こし、さらに体表にまで炎症が進行していたという訳です。

最近ではこのようなことを避けるために極力糸を体内に残さない手術器具を導入していますので心配はないのですが、初めて見る症例だったので正直驚きました。

でも、原因が分かってよかった 治ってよかったです

↓腹腔鏡で見た腫瘍 赤い部分が炎症部分

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 ↓腫瘍内の糸(黒い塊)大きさは8mmほど

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おはようございます

レーザー治療の5番目は手術後の疼痛ケアです。

レーザーによる温熱効果と細胞修復効果のおかげで、治癒スピードも早くなります。

やはり気持ちいいのか、ワンちゃんはマッタリしていますね。

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おはようございます。

レーザー治療は口内炎にも効果が認められています!

やはり気持ちいいのか、まったりしてしまってます。

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おはようございます

連日の猛暑・・・・。熱中症に注意・・・・誰もが口にするセリフです。

しかし、「タイヤのバーストに注意!」?このセリフにはビックリ!!

知人が高速道路を大阪から石川に向かって走行中、路肩でタイヤ交換をしている車に遭遇。その台数がなんと6台!! 驚きです。

あまりにも道路が高温となり、タイヤがバースト(破裂)するそうです。

ここで肝心なのはタイヤの空気圧だそうです。

タイヤの空気圧が低いとタイヤと路面の接点が多くなり、タイヤ内の空気が膨張するとともにタイヤ自体の温度も高温となり、タイヤが耐えられなくなり破裂するとのこと。

みなさん、スタンドでの給油時にはタイヤ圧をチェックしましょう!

さて、病院ではここのところ異物誤食の処置が続いています

今回は「焼き鳥を串ごと」飲み込んだワンちゃんです。

さっそく内視鏡で検査したところ、なんと尖ったほうを胃内にむけて食道粘膜にくっついていました

これにはびっくり、運よく内視鏡専用のカンシで取り出せましたが、長さはシッカリ10cmほどありました↓。

しかし、動物はすごいな。あんな長いもの、かまずによく食べられますね。

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おはようございます

今日は娘と息子の通う小学校の運動会。晴れてヨカッタ〜

今年は旧校舎の改装で平日開催ですが、生徒数が多いので保護者の参加数もそれなりに多いでしょう。

さて、当院の特徴の一つに「腹腔鏡手術」があります。

もう何人ものオーナーさんが選ばれ、避妊手術などを実施してきました。

この手術のメリットは何といっても手術による侵襲が少ないことと、小さな動物の体をスパーハイビジョンデジタルカメラで拡大しますので、視野が広く安全に手術が可能なことです。

また、傷口が小さいため空気中の細菌類の汚染も少なく衛生的です。

ただし、使用する器具や手術の手順が複雑なため、日頃の器具のケアやトレーニングが不可欠です。

手術には術者、助手、麻酔管理と3者が協力して望みます。

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お早うございます 

本日も快晴!! 張り切っていきましょう〜

さて、しばらく前になりますが、「最近お漏らしをする」ということでワンちゃんが来院。

年配ということで、腎不全か糖尿病を疑い血液検査を行ったところ、ビックリ。

白血球数が正常範囲の30倍ほどありました。

顕微鏡で直接白血球を確認したところ、リンパ球が異常に多きことが判明。

病名は「リンパ球性白血病」です。

幸い、抗腫瘍薬が効果を発揮し、数回の治療で白血球数は改善しました。

顕微鏡写真:紫色の核をもったリンパ球がたくさん見える

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抗腫瘍剤投与後の顕微鏡写真:白血球の数は通常に戻っている

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2013-02-07

みなさんおはようございます!

冬に多く見られる病気に「膀胱炎」や「尿道閉鎖」があります。

膀胱炎は主にメスのわんちゃんに多く、尿道閉鎖はオスのねこちゃんに多い傾向があります。

膀胱炎であれば、抗生物質等の投薬で改善しますが、尿道閉鎖になったら大変、大変!

なるべく早く尿道を開通させ、排尿させないと尿毒症になり動物は死んでしまいます。

猫の場合、尿道に詰まるのは非常に小さな結晶(多くはストルバイト=リン酸カルシュウム)なので、尿のPHや尿中にこの結晶が排出されるのを少なくするフード、抗生物質で治療しますが、2度3度詰まる場合は、手術を行います。

窓際で佇むねこちゃん、でも、アレっ?よく見るとピンクの首輪が目立ちます。

この子は尿道閉鎖の手術を受けた子です。

来院時は瀕死の状態でしたが、術後の経過は良好で、昨日診察に見えました。

窓際に飛び乗り余裕のポーズ。元気になってヨカッタ!

『動脈管開存症』という心臓病があります。

これは、本来つながっていないはずの『肺動脈』と『大動脈』が『動脈管』という血管でつながっている状態をいい、特徴的な心臓雑音を発生するので、子犬のワクチン接種時などのときに発見されるケースが多いです。確定診断は診断機器の進んだ現在では超音波診断装置(カラードプラ)で行います。

無症状であってもいずれ重篤な心不全を起こすので、1歳以内に死亡するケースが多いとされています。

薬では治らないため、治療は開胸して『動脈管の結紮』を行います。

年齢が若いと体重も小さく体力も乏しい、また、小さな未熟な心臓に直接触れるため手術は非常に困難ですが、動成功すれば予後は非常に良いため、余程のことがないかぎり手術を勧めます。

今回は4か月齢のポメラニアンの男の子が手術に臨みました。小さな体で一生懸命頑張り、無事手術も成功しました。きっとお守りが効いたのでしょう

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膀胱結石は早期に摘出をおすすめします。

以前は3日から7日間の入院が必要でしたが、現在では内視鏡を使用して切開傷を小さくしますので、早ければ日帰りが可能です。

お腹に2cmほどの穴を開けて、膀胱の表面を引出し固定。

電気メスで表面を切り、内視鏡を挿入します。

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膀胱内の結石 まだ小さいですが、驚くほどたくさんあります。

内視鏡では膀胱にどれだけ結石があるのか手に取るように分かります。

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あとは、16インチ画面を見ながらカンシや吸引器を使用して膀胱内の結石を取り出していきます。

取り出した結石は検査機関で分析し、再発防止のための治療に役立てます。

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2日前から日に数回の嘔吐をし、いつものような食欲、元気がないとのことでネコちゃんが来院。

年齢が2歳と若いことから異物誤食の疑いがないかとオーナーさんに尋ねたところ、以前から床マットをかじっており、ときどき吐き戻していたとのこと。ネコの場合はお腹を触診すると臓器類の状態が分かるため、ある程度固いものであれば異物の存在は分かるのですが、床マットはちょうど大腸内の便と感触が似ていると思われ、判断がつかず・・・・。であれば検査しましょうということで、バリウム検査を行いました。結果、回腸部に達したところでバリウムがぴたりと止まりました。お腹を切開したところやはりオーナーさんのお話していた通り、床マットが出てきました。若齢動物の異物誤食は多いです。いつもは大丈夫でもいつかは運悪く腸に詰まってしまうので、皆さんご注意ください!

白いのがバリウム 大きい白は胃 細いのは小腸

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取り出した床マット

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オスのワンちゃんの睾丸は生まれたときにはまだお腹の中にあります。個体差はあるものの、2か月程度で陰嚢内に納まり成長し、6か月齢で交配可能になります。しかし、稀に睾丸がお腹の中に留まったまま出てこないことがあります。これを「陰睾とか潜在精巣」といいます。この潜在精巣ですが本来納まるところに納まらないばっかりに、正常のものより大きくなったり小さいままであったりします。稀に腫瘍化することもあるので早めの対処、手術が推奨されます。手術といっても当院では大きくお腹を切ることはしません。腹腔鏡カメラで見つけ出し、ピンポイントでつまみ出しますので切開傷は1から2cm程度です。

右:正常な精巣 左:お腹の中に留まっていた精巣

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2011-11-05

「1週間前から血尿が続いており、食欲と元気がない!?」このような症状の時は膀胱結石を含め、尿路の疾患を疑います。今回の場合は膀胱のレントゲンには結石が認められず、膀胱結石ではないのかなと一瞬考えてしまいました。しかし、よく見ると尿道に詰まっている小さな結石を発見!。すぐに細いチューブをおチンチンから入れ、尿道に詰まった結石を膀胱に押し戻しました。残念ながらこのような場合は開腹し、膀胱切開、結石を除去するほか方法がありません。しかし極小さな結石(直径8mmほど)を膀胱内で探し出すのは容易ではない・・・・取り残しがあると再発し再手術が必要になることもあります。このようなケースで頼りになるのは膀胱鏡です。これなら膀胱内はもちろん細い尿道に潜む結石も発見できます。しかも、基本的にはカメラと結石を除去するカンシ類が入る小さな切開で済むので傷の治りも格段に早いです。

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2011-10-29

「妊娠していないのにお腹がパンパンに膨れいいる」という症状でポメちゃんが来院、さっそく検査をすることに。レントゲンではお腹の中が真っ白に写り、超音波診断装置ではその内容が水様のもので、しかも子宮に貯留していることが分かりました。この場合考えられる貯留物とは「膿」か「水」です。とにかく手術で子宮と卵巣を摘出する必要があります。結果、今回の場合は子宮の中に水が溜る「子宮水腫」でした。子宮に膿や水が溜る病気は通年を通して多いもののひとつです。動物の状態が安定していれば問題ないのですが、オーナーさんが異常に気付くのが遅れると中には命を落とす場合のある怖い病気です。この病気はもちろん避妊手術で発生を防ぐことができます。女の子のワンちゃんネコちゃんのオーナーさんでまだ避妊手術をされていない方は是非その子たちの未来の安全のためにも避妊手術をご検討ください。当院ではワンちゃんの場合は腹腔鏡を使用した手術も可能ですので痛みと傷を極力抑えた安全な手術も可能です。

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乳歯は前歯、犬歯、小臼歯にあるのですが、1年以内には全て永久歯に生えかわります。しかし、特に純血種に多いのが1歳を超えても乳歯が残る乳歯残存です。写真のワンちゃんは今後の顎の生育を保つために今日乳歯を全て抜くことにしました。また、乳歯を残して置くと歯石の付着を促し、歯肉炎などの口腔病を起こしますので、気になる方は早めの抜歯をおすすめします。

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ふと気づくと「アレ!? 顔は腫れている」ということは病院ではよく聞く言葉です。秋口に多いことから、外に出ている場合は散歩中、室内ではサッシの隙間などに潜むハチなどにお昆虫が原因の場合が多いです。残念ながら人の場合のように塗り薬は舐めてします動物では使用不可。飲み薬の服用が必須です。

 虫といえば、ノミ・ダニの被害は夏場よりもむしろ梅雨と秋に多いです。ワンと外で遊ぶときはノミ・ダニの寄生予防薬の塗布or服用をお忘れなく

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2011-10-23

シーズーなどの短頭種の特徴は鼻が短いことです。そのせいで鼻が長い犬種よりは鼻かぜがをひきやすい傾向があります。また、顎をギュッと短くした結果極端に歯と歯の間が狭まり、曲がって歯が生えてしまうこともしばしば。今回のシーズーちゃんは前の歯茎が最近腫れてきて抗生物質や消炎剤に反応しない。それで今回は全身麻酔をかけて歯茎の切開⇒歯茎にたまった膿の除去と曲がって生えている歯の抜歯を行いました。犬の歯は前歯、犬歯、小臼歯、大臼歯に分かれており犬歯と大臼歯は割と容易に抜歯できますが、犬歯と大臼歯の抜歯には難儀します。今回は前歯だったのでヨカッタ。これで今後は楽になりますヨ

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トイプードルはあまり誤食をしないイメージが個人的にはあるのですが、昨日「眼鏡ふき」を食べてしまったということで来院。多少大きい気もするが突起物のないものなので吐かせてみることに。結果、みごとに出てきました!。吐きっぷりも見事でしたが出てきた物も見事。あんな大きなものでも上手く飲み込んじゃうんですね。でも、気づかなければとても無事に小腸を通過できるとは思えません。そう思うとオーナーさんもさぞホッとしたことでしょう。ホント、出てきてくれて良かったです

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初めは肛門の周りにニキビ程度のできものだったのが、しばらく見ぬ間に小指大になり、さらに大きくなってもうどうしようもなくなって来院されるケースが年間に数度もあります。これは「肛門周囲腺種」といって未去勢のオスに多く見られる腫瘍です。良性の場合は切除で完治しますが、悪性の場合は腹腔内のリンパ節に転移がないかの定期的な監視が必要です。また、良性でも大きくなりすぎると肛門括約筋を巻き込み手術後に便の垂れ流しがみられるようになってしまう場合もあります。

去勢手術で発生を予防できる場合が多いのが幸いです。オスのワンちゃんの飼い主さんでまだ未去勢の方は一度ご検討ください。不明点などありましたら院長まで気軽にお問い合わせください

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第1種動物取扱業

・第220B058号
・登録年月日 令和2年6月16日
・登録期間の末日 令和7年6月15日
・動物取扱責任者氏名 鈴木隆史
・動物取扱業の種別 保管