診察時間が終了しようとしたちょうどその時、「赤い羽根募金の羽(針付き)を食べてしまった」という電話が入り、すぐに来院いただいた。レントゲンを見ると長さ4cmくらいの針がハッキリと写っており、このまま様子を見ると危険もありうるということで即内視鏡で取り出すことに。しかし、夕食を食べた後ということで胃の中には大量のドッグフードがあり羽を探し出すのには非常に難儀を要した。カメラをいろんな角度に変えながら胃内を探したところ運よく発見!内視鏡の異物カンシで上手く胃と食道を傷つけずに体外に取り出せました。ワンちゃんの年齢は1歳で犬種はダックスと異物の誤食が最も多い年齢、犬種でした。
写真中央の細く白い物体が針

胃内容物に交じった赤い羽根を発見

無事取り出すことに成功!