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小松市の動物病院・トリミング
すずき動物病院

2011-10-20

診察時間が終了しようとしたちょうどその時、「赤い羽根募金の羽(針付き)を食べてしまった」という電話が入り、すぐに来院いただいた。レントゲンを見ると長さ4cmくらいの針がハッキリと写っており、このまま様子を見ると危険もありうるということで即内視鏡で取り出すことに。しかし、夕食を食べた後ということで胃の中には大量のドッグフードがあり羽を探し出すのには非常に難儀を要した。カメラをいろんな角度に変えながら胃内を探したところ運よく発見!内視鏡の異物カンシで上手く胃と食道を傷つけずに体外に取り出せました。ワンちゃんの年齢は1歳で犬種はダックスと異物の誤食が最も多い年齢、犬種でした。

写真中央の細く白い物体が針

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胃内容物に交じった赤い羽根を発見

胃内2 羽スナップショット_001.jpg

無事取り出すことに成功!

胃内4DSC01128.JPG

当院では3種類の健康診断コースを設けており、少しずつオーナーさんにも定着してきております。

人医では悪性腫瘍は早期発見早期治療が一般化しており、内視鏡などの診断機器も日進月歩に発展しております。自覚症状を口で言える人間でさえそうなのですから、もの言わぬ、しかも病気の進行速度が人の4倍といわれている動物であれば、なお健康診断の実施価値は上がると考えています

今回は、その健康診断で、おなかの中にできた腫瘍が運よく見つかった事例をご紹介します

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この子の場合はオーナーさんが年に1回Cコース(全身検査、レントゲン検査、心電図、血液検査)を受診させてもらっていました。

1年前のレントゲンでは見られなかったもの(写真の赤○)が今回の検査で見つかり、即日手術となりました。病理検査の結果は悪性リンパ腫でした。発見が早かったおかげで腫瘍もさほど大きくなく早く終わり、また、食欲不振などの症状がなかったため術後の経過もよく、3日ほどで退院ができました。このままの放置は他の臓器への転移など予後不良の経過をとるため、非常に危険でした。まさに「やっててよかった健康診断」でした。

2011-03-11

交通事故などが原因で犬の下顎の骨が折れることがあります。

今回の場合はケージに下顎が引っかかってしまいパニック!、結果として犬歯と小臼歯の間を折ってしまいました。

このような場合は手術による整復が必要です。

矢印同士が同じ高さになければならないのが、

明らかにずれています。

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 手術後 矢印の位置が同じ高さになりました。

ずれた顎整復後.jpg

「内股に大きなコブ様のものができて、しかも大きくなったり小さくなったりする」ことがありますが、このような症状のときは「鼠径ヘルニア」を疑います。

これは、内股にある「鼠径輪」という穴から、腸や脂肪、膀胱、子宮などの一部が出てしまい皮膚の下でコブのような塊をつくることをいいます。今回は子宮と直腸が飛び出ていました。

穴が大きいと心配は少ないのですが、小さいと出てきた臓器の血流が止まり、臓器の壊死→死亡することもあるので、早期の手術が必要です。

穴が大きい場合でも今回のように子宮と直腸の両方が出てしまうと、長期の放置は心配です。

 青矢印で囲った部分がヘルニアによって膨れたところです。

ヘルニア.jpg

 当院では、専用の薬用シャンプーブースの設置、インタードッグ療法、減感作治療の実施等、皮膚病治療アイテムを゙充実させております。皮膚病でお悩みのオーナーさんは是非一度ご相談ください。

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2個ある睾丸のうち1つもしくは2つが腹腔内にとどまる状態を「停留睾丸 潜在精巣」といいます。

睾丸が腹腔内に留まることで起こる問題としては、睾丸の腫瘍化があります。

その問題を早期に解決するには、開腹し腹腔内の精巣を探しだし摘出するほかありません。

開腹法では写真の赤点線のようにペニスの横を切開し、腹腔内を探査し精巣を切除します。しかし、場合によっては精巣が見つからず、結果として開腹切開窓を大きくせざるを得ない事があります。

それに比べて腹腔鏡を使用した場合は、小さな穴(約15mmと5mm)のみで、腹腔内の探査と精巣(腫瘍化し肥大していない場合)の切除が可能です。腹腔鏡であれば腹腔内を360度見渡せますし、カンシを用いて腸や他の臓器の影なども探査できますから、精巣が腹腔内にあるのかないのかが確実に判断できます。

ぬいぐるみの白四角の部分が下の写真の部位

ぬいぐるみDSC01067.jpg
停留睾丸2.jpg

 ↓腹腔内の停留睾丸です。特殊な器具で精管と精巣動静脈を処理し、精巣のみ取り出します。

耳洗浄と投薬を行っても持続的に「頭を振る、耳を掻く」などの行動が消えないときは、耳の内視鏡検査と治療が有効です。フレンチブルドック、パグなどの短頭腫の耳は特徴的で、耳道が鼓膜の手前あたりで一度細くなっているようです。また、耳道内にはほとんど毛がないことから、容易に毛などのの異物が詰まります。このような状態では通常の洗浄では太刀打ちできませんから、内視鏡で異物を確認しながら、カンシで除去するほか手段はないでしょう。

 耳道に毛が詰まって鼓膜が見えない

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 カンシで毛を除去する様子

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 鼓膜が見えた。周囲の耳垢を洗浄液で除去

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 処置後の耳道と鼓膜 異物の蓄積と除去処置で赤く腫れたがこの状態であれば薬も有効です

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外耳炎によくなるワンちゃんの一つにトイ・プードルがあげられます。

ワンちゃんの耳の中の構造は、外耳道(垂直耳道+水平耳道)+中耳(鼓膜の奥)+内耳に分けられますが、外耳道の構造がさらに犬種によって異なるようです。

トイ・プードルの場合は、比較的耳道内の発毛が密で鼓膜付近にもたくさんの毛が生えています。

今回は慢性的に耳を掻くということで、耳鏡内視鏡を用いて外耳炎の治療を行いました。

この子の場合は、トイ・プードルの中でも比較的耳道内の毛がすくなかったものの、鼓膜およびその周辺に蓄積してとれなくなっている耳垢がたくさん貯留していました。しかし、処置が早かったため、耳道の腫れなどはなく、一度の洗浄処置でその後は「顔をしょっちゅう振る、耳を床にこする」などの症状は消失しました。

 処置前 奥に薄く見える膜が鼓膜 手前の毛と耳垢が痒みの原因

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 処置後 カンシと洗浄液を用いてすっかりきれいになった鼓膜とその周辺部

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通常であればお腹を切開し、続いて膀胱切開後、結石を取り出すのですが、開腹部と膀胱切開部を小さくし、痛みと傷を最小限にとどめるため、内視鏡を用いて膀胱内を観察し、結石を吸引機で吸い出す方法があります。また、内視鏡を用いる最大の利点として、モニター上で膀胱内を拡大して観察するので結石の取り残しを防げる点があげられます。

切開範囲も2cm程度と小さいので、速い回復が期待できます。

 ↓赤内が空気を入れた膀胱 青内が結石

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 ↓膀胱内の様子 小さな結石が大量に認められます

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 ↓右下の銀色のものは吸引機の先です。これで結石たちを確認しながら吸い出します

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 吸引後の膀胱 結石はなくなりました

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 耳の痒みを訴えて来院されるワンちゃんは多いです。

今回の子もずいぶん前から耳の痒みが引かずに困っていました。

診察室で使用する耳鏡で見ると「毛」用の異物が耳道を塞いでいる!ご存じのとおり犬の耳の穴は小さく、深いためこの異物は簡単には取り除けません。そこで今回は耳用の内視鏡を用いて異物の除去及び耳垢の洗浄を行いました。

↓内視鏡下では耳内の異物がハッキリと確認可能

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↓内視鏡は全身麻酔下でTV画面を見ながら麻酔管理者を含め3人体制で行います

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↓異物を専用のカンシで除去し、その後は極細のチューブを使用し耳内を徹底的に洗浄します

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 ↓取り出した異物は「植物の種子」でした。その他にも鼓膜付近には耳垢がビッシリ蓄積していました。

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↓洗浄後の鼓膜です。下の「正常状態の鼓膜」に比べ腫れぼったいのは長きにわたる耳垢の蓄積で耳内表面が炎症を起こしているためです。異物と耳垢を除去しましたので数日後には正常状態に戻ります。もちろん痒みからも解放され気分もスッキリです。

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 ↓正常状態の鼓膜

左 鼓膜 正常.jpg

異物がなくても、「犬が耳を痒がる症状」は耳の中に乱生した毛に耳垢が詰まっているケース、鼓膜に体表から抜け落ちた毛が張りついているケース等さまざまなことが原因でおこります。

また、犬種によって耳道の細い犬、毛深い犬、耳道の狭い犬等、様式がバラバラ・・・・。なので症状も多種多様です。ですから、当院では通常の耳洗浄と点耳薬処置をした後1週後に症状が再発する場合は、内視鏡下で耳の様子を目視で確認し、必要に応じた処置を行います。全身麻酔について心配される方が多いのですが、麻酔専属のスタッフの管理下で行いますので安心ですし、事前に健康診断Cコースをご利用いただければ動物の全身症状が把握でき、なお安心です。歯石除去と合わせて行う場合も多いので関心のある方、長期に患っている方は、是非ご相談ください。 きっとスッキリしますよ

また、繰り返し内視鏡下で治療を行うことで耳道切除等の手術の頻度が低くできるようになることが期待できます。体の小さい動物だからこそ、出きる限り切らずに治すのがベストと考えます。

「足先や足の裏を暇さえあればなめている!」 そう訴えて来院されるケースは大変多いです。

毛が白の犬の場合は同時に毛が写真のように茶色に変色しています。

診断のため、顕微鏡で見てみるとユキダルマのような形の「マラセチア」がたくさん見られました。この「マラセチア」は犬の外耳炎の原因にもなっている「酵母真菌」で、皮膚表面には常在菌として不通に見られます。ただ、顕微鏡の狭い視野にいくつも見られる場合は大量に繁殖している証拠で、「痒み」「毛の変色」といった症状を呈します。治療には「抗真菌シャンプー」による部分薬浴と抗真菌薬の服用が効果的です。問題なのは「なぜ、大量発生したか?」です。癖でなめていて繁殖するケース、アレルギーなどで皮膚の抵抗力が低下して繁殖するケースなど様々なので、このような症状がみられる場合はご相談ください。

指の間が茶色に変色

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 中央に見られる「ユキダルマ」が「マラセチア」

マラセチアIMG_0024.jpg

当院に来院いただく動物で一番多いのは間違いなく皮膚病です。

皮膚病も他の病気と同様に原因がはっきりすれば治療はスムーズです。皮膚病の診断にはいくつか方法があるのですが、当院でよく行うのは「スクラッチ検査」です。これはステンレス製の専用器具で皮膚の一部をこすりとり、顕微鏡で観察する方法で「ニキビダニ」や「ヒゼンダニ」など、皮膚の中に寄生するダニ類の検査に適しています。一見すると同じように見える皮膚病ですが、顕微鏡レベルで観察すると全く違った様子が伺えます。

今回はスクラッチ検査で「ニキビダニ」が見つかりました。このダニの場合の治療は内服と薬浴が最も効果的です。

ただ、ニキビダニは健康な犬の皮膚内にも通常生息しています。問題なのは、例えばアレルギーなどで免疫力が低下したときに大繁殖してしまった場合です。その場合は単に駆虫と薬浴だけでは皮膚炎がおさまらない場合も多々あります。そのようなときは、複合的な治療が必要になります。

全身に湿疹が見られます

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 赤丸の中の細長い物体が「ニキビダニ」です。

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肢の皮膚に釣り針が刺さってとれなくなったワンちゃんが来院。

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自分も釣りをするのでときどき誤って指に釣り針を刺してしまうことがあるので同情。これが結構痛いのだ

このような場合は針を戻そうとしては×。むしろ進行方向に進めて抜く方が痛くありません。

聞くところによると、ガレージに釣り針がついたままの釣り竿をおいてあり、気がつくともう刺さっていたらしい。犬は視力はとても良いのですが、釣り針が危険なものとの認識がないので注意が必要ですネ。

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立て続けに2頭顔が腫れたワンコが来院。

熱感もあり触るとかなり痛がる。

2頭の共通点は

①草むらを散歩中に急にキャンとなき、その後みるみる腫れあがった

②鼻先に2個小傷がある

③山手でおこった

である。

ケムシの類に刺されても同様の症状がでますが、その場合は傷はなく、むしろ、湿疹がでることがあります。

おそらくこれは毒蛇の仕業かも。もしかしたらマムシ?!

でも、ご安心を。犬は人と異なりマムシに咬まれていたとしてもなくなることはほとんどなく、自分で治してしまします。

しかし、症状緩和のため抗生剤と消炎剤を服用していただきました。

今年は例年以上に暑い夏。野生生物もいら立っているのでしょうか?

山野のお散歩には気をつけましょう。

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倒れた網戸の下敷きになったのか?原因は不明ですが、猫が後ろ足を上げたまま痛がっているとのことで来院。レントゲンを撮ってみたら、なんと踵骨(かかとの骨)が真っ二つに折れていました。これはかなり痛いでしょう。実はこの踵骨には太くて丈夫なアキレス腱が付着しおり、ふくらはぎの伸縮を調整しています。ですからこの部分の骨折の場合は手術による治療が必要です。

術後は経過も良く週末には退院できそうです

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お腹の中に「何か固いもの」がある。一瞬ドキっとしますが、この子の場合は過去に去勢を行っていないにもかかわらず、本来あるべき場所に睾丸がない、いわゆる潜在精巣の腫瘍化が疑われました。しかし、レントゲンで見るとかなりの大きさであるため、手術で摘出することにしました。

レントゲン写真:横向き 左が頭部  赤丸が腫瘍

チョウジエックス図1.jpg

手術中に確認したのですが、この子の場合は精巣がただ腫瘍化したわけではなく、精巣に栄養を流す血管が捻転し、血液が停留、睾丸の肥大化、壊死を起こしたようです。

普段の診察ではこのような潜在精巣の犬をよく見かけます。

そのようなときは腫瘍化する前に思い切って手術した方が安心です。

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 左:肥大化した精巣 壊死しており黒色に変色している

右:委縮したもう片方の精巣

7歳のマルチーズが昨日から数回の嘔吐と血便で「病院に伺った方がいいですか?」と緊急電話に連絡がありました。膵炎を起こしているならばなるべく早くに点滴をした方が良いので大事を取って来ていただくことにした。病院でお会いしたとき飼い主さんから「今病院の前でしたウンチに毛糸の塊が混じっている!」この一言で一瞬「えっ?!」と思いました。聞いてみるとこの子は7歳でこれまでに異物の誤食はしたことがなかったからです。でも、確かに肛門から糸くずが出ています。飼い主さんによると昨日の朝散歩の催促にすぐ応えられずに我慢させていたところ、何やらゴソゴソやっているので見ると、奥さんが新調したばかりの絨毯をひっかいていたとの事。しかし、食べたとは全く気付いていなかったそうです。試しに肛門から出ている毛糸を引っ張るととても痛がる。しかも、引っかかって出てこない。この場合は開腹し、絡まった糸を手術で一刻も早く取り出す必要があります。「もしかしたら明日までにでてくるかも・・・」と様子を見ると運が悪いと腸管が壊死して腹膜炎をおこし死亡することもあり得ます。手術というと飼い主さんはかなり敬遠されますが、異物誤食で嘔吐、下痢、元気消失の症状がみられる場合は迷わず開腹した方が予後は一日様子を見るよりはいいと信じます。ですからこの子の場合も緊急手術を行いました。結果は「手術してよかった!」糸は胃袋から小腸、大腸にわたって絡まっており、腸が捻転しまくっていました。

 お尻から毛糸が出ている このおかげで異物の誤食が明らかになった

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 捻転している小腸 しかしこれはほんの一部

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 取り出した毛糸

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犬、猫両者とも尿に結晶(石のこども)や結石ができることは、珍しくはありません。ほとんどの場合、「オシッコを出そうとするが出ない、血尿した」など、膀胱炎の症状を訴えて来院されます。

また、石が腎臓にたまることも稀にみます。しかし、中には腎臓結石が大きすぎ、腎臓そのものの機能や腎臓で作った尿を膀胱に運ぶ管が詰まってしまう場合があります。今回の場合は症状として腎障害は見られなかったものの、膀胱結石を除去する手術の際に腎臓を観察したら結石が大きすぎ、今後腎障害をおこす可能性が高かったため、摘出しました。

結石を取り出した後は、結石の種類を調べ再発防止効果の期待できる食事を与える必要があります。

 写真:横向きのレントゲン 左が頭部です

赤丸内の白点が腎臓結石 青丸内の白点が膀胱結石

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 写真:丸の中の黄色の物質が腎臓結石

図2 腎結石.jpg
2010-05-12

3か月前に乳腺腫瘍の病理検査で悪性と分かり、なるべく早く乳腺の全摘出を勧めていた犬が腫瘍が大きくなって血が出たとのことで来院。見ると大きさが1cm程度だった腫瘍が直径10cm程になっており、破裂して飼い主さんが言われるように出血していました。すぐに肺やリンパ節などへの転移の有無、肝臓、腎臓など内臓器官の状態を検査し、乳腺の全摘出手術を行いました。

乳腺腫瘍の場合は腫瘍が小さくても大きくても切り取る皮膚と乳腺の大きさにさほど変わりはありませんが、腫瘍が大きくなるということはそれだけ転移の確立も高くなります。ですから、悪性と術前診断が下された場合は思い切って手術された方が犬にかける負担は少ないです。

写真:仰向け 中央の大きなコブが乳腺腫瘍

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「お腹に腫瘍ができた!」と来院されるケースがありますが、正体が「臍ヘルニア」ということは結構あります。これは本来母親から栄養を送る管であった臍の緒の入り口が閉じずに空いたままになり、中から脂肪や腸管が飛び出すことでおこります。ですから、中身が出たり入ったりするので飼い主は困惑します。「大きくなったり、小さくなったりする」という風に。この場合、多くは避妊手術や去勢手術のときに穴を糸で縫合して治します。ただ、穴に小腸が出たりするとたいへん! 腸閉塞を起こし死亡することもあるので急いで手術します。

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第1種動物取扱業

・第220B058号
・登録年月日 令和2年6月16日
・登録期間の末日 令和7年6月15日
・動物取扱責任者氏名 鈴木隆史
・動物取扱業の種別 保管