おはようございます
ここのところ、夜間の手術が続いております。
おとついは、急に元気が消失し、腹部を触ると痛がるワンちゃんが来院。
検査で腹腔内に残った睾丸が腫瘍化していることが分かり、手術で摘出しました。
事前の超音波検査で大きさは分かっていたものの、実際に見てみるとやはり巨大。
本来の大きさの10倍以上です!
一個はちゃんと陰嚢に収まっていたのですが、こちらは萎縮して本来の大きさの1/4程度でした。
お腹の中に残った睾丸は分かった時点で早期に摘出する方が身のためと改めて痛感しました。
現在では開腹せずに腹腔鏡を使用して摘出可能なので、ワンちゃんにかかる負担は非常に少ないです。
左が陰嚢に収まっていた睾丸 右がお腹にとどまっていた睾丸