小松市の動物病院・トリミング
すずき動物病院

2008-08-14

いつものようにネコの避妊手術を行うために開腹したところビックリ!子宮が通常の3倍の太さに膨れ上がっていました。いわゆる『子宮水腫』です。

この病気は犬では『子宮蓄膿症:子宮に膿が溜まり破裂すると死にいたる』とならんで多い病気ですがネコにも見られます。

飼い主さんによると、ここ何回かの発情がこれまでよりも不安定でおかしな感じがしていたそうです。7歳と比較的高齢での避妊だったのですが、実施してよかった例です。

ちなみに、文献的には初めての発情前に避妊手術お行った場合の乳腺腫瘍の発生率は0.5%、以後、回を重ねるごとに予防効果は減っていきます。

ちなみに、子宮蓄膿症や子宮水腫の発生は卵巣・子宮を切除しますので、どの年齢で行っても、発生は防げます。

なるべく体力のある若いうちの手術をおすすめします。

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解説:映っているのは子宮本体で本来の姿を失いデコボコしています。鋏を入れると中から水がでてきます。子宮蓄膿症の場合は水ではなく膿がでてきます。

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