小松市の動物病院・トリミング
すずき動物病院

今日はトレーニングの5回目

オスワリ、フセの他に、決められた場所でのオスワリ、フセ、離れた状態でマテの練習をしました。

自宅でのよほど練習してきたのでしょう。

ほぼ完璧にできるようです。しかし、時間の経過とともに気が散りだします。

飼い主さんは小西先生からそのようなときの解決法をじかに教えてもらい、今日も満足のいく教室でした。

オスワリ 座布団の上にも慣れた

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 フセ もう言葉の指示だけでできる

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 離れた状態でのマテ 完璧

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 輪のなかでのオスワリ

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前回までは、「オスワリ」「フセ」「マテ」を練習しました。

今回は、それを決められた場所で行います。

目印のマットの上でそれぞれの項目を行います。

この場合、犬はマットの足ざわり、匂いなどを敏感に察知し、なかなか乗ってくれないこともあります。

そのようなときは、足を軽く乗せた場合でもよく褒めてご褒美を与えると効果的です。

コロンちゃんは今回で4回目のチャレンジですが、回を重ねるごとに上達しているのが分かり、感心です!

                            オスワリ

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                              フセ

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                              マテ

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すでにはじまって3回目の「新しつけ教室」

今回はお正月明け初めてのこともあり、少し緊張気味でしたが

1オスワリ

2フセ

3マテ

などのトレーニングを行いました。

家では完ぺきにできても、病院といういつもとは異なる環境では意外とできないこともあります。

今日は、そんな「犬の集中力が散漫な時の対処方法」も講習しました。

講習開始直後 ワンちゃんは集中力散漫で飼い主に注目しません。

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 講習でトレーニングを重ねることで、このとおりバッチリ

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トレーニングも最終日を迎えました

仕上げとして、これまでに練習してきた『スワレ』『マテ』『マテ』の応用です。

課題は『病院の待合室でおとなしく待つ』です。

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 『スワレで待つ』

 さすが

練習の成果がここで出ました

アイコンタクトもとれて非常に良いです

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 『フセで待つ』

 飼い主さんも意識を集中してるので緊張感が伝わってきますが、慣れてくるとリラックスした状態で待てるようになります。

この年齢でここまでできて素晴らしい

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<おまけ>

トリミングやホテルでお預かりするとき、クレート(犬のキャリングケース)が重宝します

しかし、いきなり箱に詰め込むのはタブー。絶対にしてはいけません。

写真のように、クレートの蓋をとって、ご褒美で誘導して、オスワリ、マテでさらにご褒美をあたえることの繰り返しで利用が可能になります。

クレートは犬が安心して眠れる巣穴の役割をしてくれるものです

夜寝る時や、昼寝など毎日この中で眠っている子がたくさんいます。

今回のトレーニングではクレートトレーニングはできませんでしたが、自宅で練習していただくことにしました。

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<まとめ>

6回をとおして、今回は犬が飼い主の号令(アイコンタクト、スワレ、フセ、マテ、オイデ)に従う仕組みについてトレーニングしました

これらは普段の生活の中で非常に役に立つものでもあります。

病院の待合室で、散歩中の公園のベンチで、家にお客さんが来たとき・・・etc 応用すれば仕様の幅は広がります。

今後このペアに必要なのは、他の犬や人がいても号令に従えるようにするための『社会性の育成』です。

トレーニングも終盤に入りました。

ワンちゃんが若い(4か月)ということと、なによりも飼い主さんが頑張ったため、今回のペアのトレーニングは順調です

今回は、『マテ』に挑戦です。

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  まず『すわった状態でマテ』です。

この子は毎日ご飯の前にマテをする習慣が既についていますので

これはバッチリ。

隣に知らない患者さんがいても構わずに待てています。

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次は『伏せた状態でマテです』

この場合によくある失敗は、フードを使った誘導で飼い主さんが地面スレスレに手をつける習慣があると、その手をあげたときにワンちゃんがつられて起き上がってしまうことです。

そのようなときは、写真のようにまず低い位置でマテをかけて、ゆっくりと手をあげる(飼い主さんが腰を伸ばす)とうまくいきます。

ワンちゃんが立ち上がる前にご褒美を忘れずに。

立ってから与えると立つことがご褒美の対象になってしまうので注意

『マテ』は普段の生活の中でさまざまな時に役立ちます。

たとえば、病院の待合室で飼い主さんの足元でじっと待てていられたら『かっこいい〜、お利口さん』と思われることでしょう。

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待合室を使っての3回目のトレーニングです。

前回まではソファーに乗ったり、飼い主さんの膝に飛びかかったりしてなかなか、デモのような連続した『スワレ姿勢』ができなかった飼い主さんでしたが、驚き!! 今回はバッチリでした。

赤、黄色、青のパイロンの横で座らせる宿題をみごとクリアしました。

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すぐ立ってしまった『フセ』も御覧のとおり。

ほとんど失敗なしに誘導できるよぅになりました。

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4か月の子犬ということもあってすぐに集中力が切れてしまいます。

これまでは、チーズ、ビスケットなどを使って誘導してきましたが、

今回は大好きな『ぬいぐるみ』をご褒美として使用しました。

ぬいぐるみでもワンちゃんがお気に入りのものであれば非常に良いご褒美になります。

ただ、与えたら回収しずらいというデメリットもあります。

そのようなときは、食べられるご褒美と交換しましょう。

来院3回目にしてこの子はとても病院に慣れました。

院内で飼育している動物とも仲良くなり社会性も随分と養われました。

この教室では写真のような服従訓練をとおして飼い主さんとワンちゃんの正しい絆づくりをするとともに、社会性の育成も重要なこととしています。

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前回は病院の待合室の床に降りる練習をしました。

今回は、床でいくつかのトレーニングを行います。

その1 アイコンタクト

家で練習をしてこられたのでしょう、とても上手にできています。

トレーニングを積み、良い関係が犬との間で築くことができたら、飼い主さんの目をなまなざしで見てくれるようになります。

その2

『おいで、おいで』という掛け声で後ろ向きに歩きながら犬を誘導する

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 これは、簡単そうで意外と難しい。

よくある失敗に

1犬が飼い主を追い抜く

2犬が動かなくなる

3床の臭いばかり嗅いで動かない などがあります。

今回も・・・・・・・・・・。

しかし、解決方法はバッチリ。

1のときは誘導するときのフードをもった手の位置が高い、飼い主さんの歩くスピードが遅い などの原因がありますので直せばOK

2のときは犬が座ったら飼い主がしゃがむと犬は歩き出します。歩きだしたらすぐに飼い主も歩き出すのがコツ。

3のときはさらに魅力的なおやつや『キューキュー音がなるおもちゃ』が効果的です。

 次回もがんばりましょう

第一回目のトレーニングです。

これまでに何頭ものペアがこの講座に参加されましたが、どんな時も初日が一番重要です。

最も注意すべきことは、『はじめての場所に充分慣らし、怖がらないように心がける』ことです。

わんちゃんも飼い主さんも三者三様で、全く病院を怖がらない場合もあれば、ブルブルふるえて何も目に入らない場合もああります。

さて、今回はどうでしょうか。

今回の子は少しですが怖がりのようです。

飼い主さんのヒザから最初降りようとしませんでした。

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しかし、ここで前回の宿題でお願いした『好きなもの』登場。

まず、おやつを食べるか確認して、よろこんで食べるようであればよく褒め、ソファーの上に置いたいつも使っている寝床に誘導します。

うまく下に降りたらまた、褒めてご褒美。これを数回繰り返すと、『な〜んだ大丈夫じゃん』とばかりに床の上を歩きだしました。

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何でもない様なことですが、このプロセスが『社会性の育成のカギ』と言っても言いすぎでないくらい重要です。

努力が実り、今回は、床を『おいでおいで』で誘導できるようになりました。

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次回は、もっともっと病院に慣れて、『オスワリ』『フセ』の誘導にチャレンジ!

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今日から新しく一組が新しく『犬との暮し方講座』に参加されます。

この講座では『飼い主さんとわんちゃんの正しい関係づくり』のお手伝いをします。

コースは6回(1回1時間 週1回)セットで、初回は「暮らしに役立つしつけ紹介」「しつけトレーニングのしくみ」などをスライドと、院長と愛犬ナツによるデモンストレーションで紹介します。

最後には次回までの宿題がだされます(難しくないよ〜)。

次回から5回は飼っているワンちゃんと一緒に参加して主に服従トレーニングを行います。

服従トレーニングを通して、犬との暮らしの中での悩みやしつけ相談にもお応えします。

本院での講座では『犬をしかることはせず、褒めて、楽しくトレーニング』に心がけています。

<宿題>

1犬の好きなもの(食べ物、おもちゃなど)を最低3個見つける

2アイコンタクト

3「おいでおいで」で犬をついて来させる 

4オスワリの誘導

5フセの誘導

HPをご覧の方もレッツチャレンジ

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