小松市の動物病院・トリミング
すずき動物病院

『動脈管開存症』という心臓病があります。

これは、本来つながっていないはずの『肺動脈』と『大動脈』が『動脈管』という血管でつながっている状態をいい、特徴的な心臓雑音を発生するので、子犬のワクチン接種時などのときに発見されるケースが多いです。確定診断は診断機器の進んだ現在では超音波診断装置(カラードプラ)で行います。

無症状であってもいずれ重篤な心不全を起こすので、1歳以内に死亡するケースが多いとされています。

薬では治らないため、治療は開胸して『動脈管の結紮』を行います。

年齢が若いと体重も小さく体力も乏しい、また、小さな未熟な心臓に直接触れるため手術は非常に困難ですが、動成功すれば予後は非常に良いため、余程のことがないかぎり手術を勧めます。

今回は4か月齢のポメラニアンの男の子が手術に臨みました。小さな体で一生懸命頑張り、無事手術も成功しました。きっとお守りが効いたのでしょう

DSC07580.JPG
LISTボタン2.jpg

お問合せ・ご相談はこちら

トリミング

0761-48-7730

<診療受付時間>

平日:7時~11時30分/16時~18時30分
土:9時~11時30分/15時~17時   日:9時~11時30分
休診日:日曜午後、月曜、祝日

パソコン|モバイル
ページトップに戻る